雑記・まとめ

個人的な備忘録

windowsでのc言語開発環境

c言語を学びたい時,c言語コンパイルしてくれるような環境が欲しくなる.

Linuxなんかだとターミナルからコマンドで簡単にコンパイルしてくれるのだけど,windowsだと動作が重いvisual studio等をいちいち開かなきゃならないからなんかテンション下がる.

昔は仮想マシンLinux MintUbuntu等入れてそこでプログラム書いてたけどいちいち仮想マシン開くもの面倒.

そこでwindowsのcmd(コマンドプロンプト)のコマンドでコンパイルしてくれるMinGWというものの設定方法を紹介.

 

 

 

ここからMinGWをダウンロード

赤い矢印の所クリックするとダウンロード始まる

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そうしたらダウンロードしたものを実行して何処かにできるMinGW Installerを更に実行(僕はデスクトップにショートカットが出来た)

 

 

MinGW Installerを実行するとこんな画面が出てくる.

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そうしたら欲しいものにチェックを付けて左上のInstalation→Apply changesを押してしばらく待つ.(画像は既にインストールしてあるので字が白抜きになっちゃってるけど...)

欲しいものがよく分からなかったら左側のBasic Setupを選んで全部チェック付ければいいと思う.

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そうしたらwindowsのコントロールパネルを開いて変数で検索

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システム環境変数の編集をクリックして出てきた画面の下の方の環境変数(N)...なんちゃらを更にクリック

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そうしたら新しい画面が開くので新規をクリックして変数名のところに「PATH」, 変数値のところに「MinGWのフォルダの場所\bin」を記入してok

(僕の場合だったら「C:\MinGW\bin」)

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PATHを通したら必ずPCの再起動(忘れない事)

 

 

あとはcmdを開いて(「Windowsキー+R」を押して「cmd」と検索すれば出てくる)そこにc言語コンパイルのコマンドを書いてやる.

コマンドはc言語の場合なら

gcc ファイル名.c -o a.out」

実行は

「a.out」

でok

a.out の部分は好きな名前でok, ファイルごとに変えても良い.

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c++言語の場合は gcc の部分を g++ に変えるだけで後は同じ.(あ,ファイルの拡張子も.cppに変えてね)

 

ちなみにだけどこれからどんどんプログラムのファイルが増えていくならプログラミング専用のフォルダを作った方がいいよね.

「mkdir (作りたいフォルダ名)」 //フォルダを作成

「cd (先ほど作ったフォルダ名)」 //先ほど作ったフォルダに移動

こんな感じで僕は mkdir prg をして prg フォルダを作ってプログラムを書くときはいつも cd prg でprgフォルダに移動してからプログラムを作成してる.

 

 

 

もう1つおまけにエディタも用意しておこう.

別にメモ帳にプログラムを書いてもいいんだけど見にくいし...

ってことで僕はEmacsを使ってる.理由は初めてプログラムを書いた時に使ったのがEmacsだったから.特に不便もないしずっとEmacsを使い続けてる.

 

ここからemacs-xx.x-bin-i686-mingw32.zip の形式で一番バージョンが新しい物をダウンロード

ダウンロードしたら解凍してまた先程のPATHを通す

今度はPATHを選んで編集からCドライブ直下のemacsというフォルダなら「C:\emacs\bin」こんな感じでPATHを通す.

変数値に複数書く時は 「;(セミコロン)」 で区切る.

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PATHを通した後はPCの再起動を忘れずに...(大事なことなので2度ry...)

 

 

emacsはcmdから簡単に開ける.

「runemacs ファイル名.拡張子」

c言語なら「runemacs test.c」, c++言語なら「runemacs test.cpp」 みたいな.

 

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 emacs が立ち上がったら「Ctrl+x」の後に「1」 を押してあげると白紙の部分が広くなる.ここにじゃんじゃんプログラムを書いていく.

 

 

長くなったので最後にコマンドだけまとめておいて終わります.

「mkdir prg」 //prgフォルダを作る,1度でいい

「cd prg」 //prgフォルダに移動

「runemacs test.c」 //ファイルを開く

gcc test.c -o a.out」 //コンパイル

「a.out」 //実行